冷えた身体にじんわりと染み渡る、温かいお酒。
日本酒を温める「燗酒」は、昔から日本人に愛されてきた秋冬の風物詩です。
お米の旨みが感じられる「純米酒」、軽やかな飲み口の「本醸造酒」は、燗酒にぴったりな日本酒です。
※「にごり酒」は10/20(月)発売予定の商品になります。
「燗酒」とは、約30℃〜55℃に温められた日本酒のこと。
温めることで、日本酒の繊細な香りがふわりと開き、口当たりがまろやかで優しい味わいになります。
体を芯から温め、自分のペースでゆっくりと味わいたい方におすすめの飲み方です。

日向燗・・・・ 日差しの下に置いたような温度。
( 30℃ ) ほのかな香りに、なめらかな味わい。
人肌燗・・・・ 人の体温に近い温度。
( 35℃ ) 香りが広がり、まろやかな口当たりに。
ぬる燗・・・・ お風呂と同じくらいの温度。
( 40℃ ) 最も香りが開き、お酒の旨味が膨らむ。
上燗・・・・・ 酒器を持つと少し熱く感じる温度。
( 45℃ ) 引き締まった香りと味わいを楽しめる。
熱燗・・・・・ 徳利から湯気が出るくらいの温度。
( 50℃ ) 甘みが抑えられ、すっきりとした印象に。
飛び切り燗・・ 熱くて徳利が持てないほどの温度。
( 55℃ ) アルコールを強く感じ、より辛口になる。

|湯煎で燗をつける
徳利の8分目までお酒を入れ、香りが飛ばないようラップをします。徳利の肩が浸るほどの水を入れ、一度徳利を取り出します。沸騰したら火を止め、徳利を入れます。2~3分ほどで取り出し、徳利の底がやや熱いと感じれば燗酒の完成です。
ポイントは、「短い時間で燗にすること」です。
お酒は火にかければかけるほどせっかくの香りが飛んでしまいます。
燗にした後に冷まして、お好みの温度まで調整しましょう。
|電子レンジで燗をつける
もっと手軽に燗をつけたい場合は、レンジ燗もあります。
徳利(レンジ対応のもの)にお酒を入れ、口にラップをし約40秒(500W)加熱します。
電子レンジは、日本酒の温度にムラが出やすいため、徳利を振って中の温度を均一にするのがおすすめです。
※ 徳利の首の部分は熱くなるため、火傷にご注意ください。


[ たまご酒 ]
材 料:日本酒・・・・・100ml
卵・・・・・・・1個
砂糖・・・・・・小さじ1~2
①ボウルに卵と砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。
②鍋に日本酒を入れ、沸騰直前まで温めます。
③日本酒をかき混ぜながら、溶いた卵を少しずつ流し込みます。
④全体的にとろみがついたら完成です!
昔ながらの知恵が詰まった、風邪予防にもおすすめのレシピです。
砂糖の代わりにはちみつを、そして生姜を少し加えても、また違った奥深いたまご酒を味わえます。
[ ヒレ酒 ]
材 料:日本酒・・・・・100ml
ふぐひれ・・・・1~3枚
①乾燥しているヒレを、きつね色になるまでじっくり炙ります。
②燗をつけた日本酒にヒレを浸し、3分ほど蒸らします。
③ヒレの香ばしい風味が日本酒に移ったら完成です!

日本酒は70℃以上に温めると、ヒレの旨味成分が溶け出しやすくなります。
さらに手軽に楽しみたい場合は、コンビニで買えるあたりめでも「なんちゃってヒレ酒」が作れますので、ぜひお試しください!
※ ヒレを炙る際は焦げないようにご注意ください。

ほんのり温かい日向燗から、体の芯まで熱くなる飛び切り燗まで。
この冬は、自分だけのお気に入りの一杯を見つけてみませんか?